りんご大学のアップルパイ
りんごの定番お菓子、正統的なアップルパイです。
材料(18cmのタルト型1個分)
- ■パイ生地
- 薄力粉 …… 100g
- 強力粉 …… 100g
- バター(有塩) …… 150g
- 水 …… 100cc
- 酢 …… 小さじ1
- ■りんごフィリング
- りんご …… 2~3個(紅玉など小さいものは3個)
- グラニュー糖 …… 50g
- バター …… 10g
- シナモン …… 少々(お好みで)
- ■仕上げ用
- ビスケット …… 20g
- 卵黄 …… 1個分
作り方
≪下準備≫
※パイ生地づくり最大のポイント!
・バターを1㎝角に切り、ラップに包んで冷凍庫で1時間ほど冷やす。
・薄力粉と強力粉を一緒にふるって、冷蔵庫で冷やす。
・水と酢を合わせ、冷蔵庫で冷やす
1. パイ生地
切って冷凍しておいたバターをボウルに入れ、ふるっておいた粉を振りかける。
バターのまわりを粉でコーティングするような感じで、手でなじませる。
2.
大体なじんだら冷やしておいた水を入れ、ヘラや製菓用カードなどで混ぜる。
この時練ったり混ぜすぎたりせず、バターの粒が残っているくらいでよい。
3.
生地がまとまってきたらひとまとめにし、ラップに包んで冷蔵庫で30分以上寝かせる。
なるべく四角くまとめると後で伸ばしやすい。
(※ここまでを前日にしておくと、翌日の時間短縮になります)
4.
打ち粉(強力粉:分量外)をして生地をめん棒で1㎝の厚さに伸ばす。
伸ばした生地を三つ折りにし、ラップに包んで冷蔵庫で10分くらい寝かせる。
5.
4を90度回転し、再度めん棒で1㎝の厚さに伸ばす。
伸ばした生地を三つ折りにし、ラップに包んで冷蔵庫で10分くらい寝かせる。
6.
4~5を3回繰り返す。
7. りんごフィリング
※パイ生地を寝かせている間に作る
りんごは皮と芯を取り除き、8等分に切る。
鍋にりんご、りんごの皮、グラニュー糖、バターを入れ火にかける。
8.
中火で水分がなくなるまで炒め煮にする。
(皮と一緒に炒め煮にすることで、りんごがピンク色になる)
水分が飛んだら皮を取り出し、シナモンパウダーを入れひと混ぜして火を止める。
9.
キッチンペーパーを敷いたバットなどにあけ、冷ましておく。
10. 仕上げ
オーブンを200℃に予熱しておく。
パイ生地を半分にし、それぞれ4~5mm位の厚さに伸ばし、パイシートにする。
一つはラップに包み、冷蔵庫に入れておく。
11.
型に伸ばしたパイ生地を敷き、はみ出たところを取り除く。
フォークでパイ生地の底に穴を開ける。
12.
ビスケットを袋に入れ、めん棒で叩いて細かく砕き、底の生地に敷き詰める。
(ビスケットを敷かない場合は省略する)
13.
りんごフィリングを乗せていく。
14.
もう半分のパイシートを短冊状に切る。
その生地を格子状に編み込む。フチにも一周させフォークの背で留めるように押していく。
15.
艶出しの卵黄を塗る。
16.
200℃に温めたオーブンで20分、180℃に温度を下げてさらに20分焼く。
途中焦げそうな場合はアルミホイルを被せる。
火の通りを確認したら、完成!
コツ・ポイント
パイ生地を作るときは、バターが溶けないようにすること!
りんごの水分はしっかり飛ばさないと、りんごの水分でパイの底がべちゃべちゃになるので注意。気になる場合は砕いたビスケットを敷く。
パイ生地は冷凍のパイシートでもOKです。
時間がある場合はぜひ生地から作ってみてください。時間はかかりますが、サクサクとした食感とバターの芳醇な香りがたまらなく美味しいですよ。
余った生地にグラニュー糖をまぶして焼いたり、余ったりんごの皮を使って皮パイを作ってみたりと、こちらも絶品です!ぜひお試しください。
パイに使うりんごは酸味の強い『紅玉』がおススメです。もちろん、他のりんごでも美味しく作れますので、贅沢にたくさん使ってみてください。