Vol.6 --- アランミリアのリンゴジュース
「アラン・ミリア」は、フランスの高級レストランや高級ホテル御用達の、上質なフルーツジュースのメーカー。フランスを中心に、最上のフルーツを最上の状態で収穫し、ジュースに仕立てている。フルーツのコンフィチュール(ジャム)やコンポートも製作している。
フルーツの最高のおいしさを味わえる飛び切りのジュースとして大評判。イチゴや洋ナシ、桃やブドウなどは、様々な品種の用意があり、同じフルーツでも品種によるおいしさの違いも楽しめる。
リンゴのジュースは、2種類。「アラン・ミリア」が最初に開発した商品のひとつであるコックス種のリンゴジュースと、レイネット種のリンゴジュースだ。
コックス種は、ノルマンディ地方で栽培され、シードルを思い起こすような爽やかな酸味が特徴。漉していないにごった色の果汁は、まさにリンゴの味そのものだ。ベストセラーの一角を占めている。
レイネット種は、フランス中東部リヨン近郊で栽培。軽い酸味と木の香りが楽しめる、爽やかな味わい。
さらに、リンゴにカリンを混ぜ合わせたブレンドジュースも提案。カリンの強い酸味に数種のリンゴジュースをブレンドし、絶妙のバランスの味を表現した。
昨年11月には、パリに初めてのブティック&レストランが誕生。それまでは、高級食材店やレストランなどで数種類のジュースにしか出会えなかったが、すべての種類を買えるようになった。野菜をたっぷり使ったレストランの料理も好評。ティータイムにはお菓子とジュースも楽しめ、食いしん坊のパリジャンたちで毎日大賑わいの注目スポットだ。
(2012/12/21)