HOME - 見る - たまたま木(気)になる、りんごのおはなし - 傷果りんごについて
傷果りんごについて
去年(2015年)は強い風を受けりんごに傷が付く被害があり、傷果の多い年になりました。〈傷果の詳細はこちら〉
消費者の皆様は、傷果を販売店で見る機会が今年は多いかもしれません。
そこで、今回りんご大学では「傷果」を紹介し、傷がついたりんごでも美味しく食べれるということをお見せしたいと思います。
〈傷果〉
風が強いと、風にあおられて枝などにぶつかり、表面に傷がついてしまったものです。これは表面だけのものなので、味に変わりはありません。
傷の種類
今回は傷の種類を4種類用意いたしました。
※写真や図はいずれもクリックにて別枠表示いたします。
これらの傷果の皮をむいてみたいと思います。
このような切り口になります。
これをさらにむいてみます。
少し手を加えて傷部分を切り取ると、普通のりんごと変わらなく食べられます。
まとめ
2015年秋に収穫された青森りんごは近年まれにみるほどの味ののったりんごに仕上がっており、「傷さえつかなければ…」とりんご農家さんたちは口を揃えておっしゃっています。
ちなみに青森のりんご農家さんは、傷のついていないりんごは出荷してしまうので、自分たちで食べるりんごは傷果です。
りんご農家さんのように少しでもりんご通になってもらって、傷果も食べていただきたいと思います(傷のついていないりんごは、もちろん味は変わらず美味しいです)。
また、知人にもふるまってうんちくを言って自慢して欲しいと思います。(笑)
傷果は販売店で買うと、通常のりんごより安値になっている場合が多く、手に入りやすいと思いますのでお得かもしれませんね。
今年もりんごをたくさん食べてパワーアップ!(2016/1/8)