津軽のシードル
シードルをご存知ですか。
「ブドウ」を原料としたお酒を「シャンパン」、そして「りんご」を原料としたお酒を「シードル」と呼びます。
クリスマスにぴったりの津軽の美味しいシードルをいくつかご紹介いたします。
弘前シードル工房 kimori
弘前市にあるりんご公園のりんご畑の中に、白い三角屋根の建物があります。
シードルの小さな醸造所「kimori」です。
ここで作られているのは農家製シードルで、りんごの果汁に酵母を加えてゆっくりと低温で発酵させました。
ろ過をしないのでほんのり濁ったお酒で、りんごそのものの風味を感じることができる優しい味わいです。
また、今年は風が強く傷果が多いですが、そういう市場に出回りにくい傷果を使って作っています。〈傷果の詳細はこちら〉
〈傷果〉
風が強いと、風にあおられて枝などにぶつかり、表面に傷がついてしまったものです。これは表面だけのものなので、味に変わりはありません。
タムラファーム
原料となるりんごは自社農園で採れた完熟りんごを使っており、醸造タンクでシードルを作っています。
りんご作りから醸造まで一年がかりで丹精込めて作ったシードルで、華やかな泡立ちと共に沸き立つフルーティな香りが特徴です。
上品なりんごの甘さが楽しめる甘口タイプ(写真左)と、りんご特有の上品な酸味とほのかな苦味が楽しめる辛口タイプ(写真右)があります。
ニッカウヰスキー
ニッカシードルは、ニッカ工場の中でも唯一弘前工場で製造されているリンゴ100%のスパークリングワインです。
ニッカでは、フランスのシードルを参考に、日本人の味覚に合うシードルを開発。
伝統を守りながら、みずみずしいリンゴの味と香りを楽しめるよう、少しずつ改良されてきました。
シードル・スイート(写真左)とシードル・ロゼ(写真右)、ともにやや甘口です。
シードル・スイートは「インターナショナルサイダーチャレンジ」という世界的シードルコンテストで2年連続受賞しました。
「インターナショナルサイダーチャレンジ」とは、毎年、世界各国から約150アイテムのシードルが出品されるロンドンの国際品評会です。
ニッカシードル・スイートが2014年に日本で初めて受賞し、2015年も2年連続で受賞しました。
他にも、やや辛口のシードル・ドライや、2015年に収穫した「つがるリンゴ」のみで醸造したシードル・ヌーヴォスパークリング2015などあります。
弘前シードルマップ
また、弘前市内の飲食店でも青森県産シードルを楽しむことができます。
つい色々な種類のシードルを味わってみたくなりますよね。
※りんご王国の「弘前シードルマップ」は下記URLよりダウンロードできます。
http://www.hirosaki-kanko.or.jp/web/edit.html?id=cidre
味も美味しいくパッケージもお洒落な青森のシードル(りんごのお酒)。
クリスマスにもいかがでしょうか。
★ ★ ★
〇弘前観光コンベンション協会 公式ページ
http://www.hirosaki-kanko.or.jp/web/edit.html?id=cidre
※本文中「弘前シードルマップ」より文章を一部引用させていただいております。
※りんご王国「弘前シードルマップ」がダウンロードできます。
〇りんご王国 公式ページ
http://www.ringo-kingdom.com/
〇弘前シードル工房 kimori
http://kimori-cidre.com/
〇弘前シードル工房 kimori facebook
https://www.facebook.com/hirosaki.kimori/?fref=photo
〇タムラファーム
http://www.applet1181.jp/furusatobin/tamuracidre/
〇ニッカウヰスキー
http://www.asahibeer.co.jp/cidre/