vol.2 りんご可愛や、可愛やりんご
夏の到来と共に、いよいよ我が家の冷凍りんごも底をつきました。今では「CA貯蔵法」という技術でりんごを長期保存することが可能になったため、スーパーや百貨店などでは1年中りんごを見かけることができます。りんごの呼吸を抑制することで鮮度を保ったまま半年以上も保存できるのですから、技術の進歩は素晴らしいものですね。
とはいえ、これから二ヶ月半ほどは、りんごを食べる機会がグッと減ります。ちょっと寂しい気もしますが、夏から秋にかけてはいろいろな果物が出回るので、旬の果物を存分に楽しめる季節でもあります。りんご好きにとっては束の間の休息期間ですが、りんごが無くても「あれ」があるので大丈夫。そう、「りんごジュース」があるから大丈夫なのです。
りんごジュースには、沢山の種類や様々な味がありますが、果汁100%が多いのもりんごジュースならではの特徴です。原材料も国産が主流であり、赤ちゃんや子供たちが安心して飲めるジュースの筆頭株です。おそらく、赤ちゃんが最初に口にしたジュースはりんごジュースだった、という人も多いのではないでしょうか。我が家の孫娘も、お風呂上りの果汁デビューはりんごジュースでした。今ではすっかりお風呂上がりの一杯がクセになっています。
変わった楽しみ方としてご紹介したいのが「りんごかき氷」です。りんごジュースを製氷のアイストレーに入れて凍らせます。それを手動のかき氷器に入れて、シャカシャカ回すだけで美味しい「りんごかき氷」の出来上がり。無添加、りんご果汁100%のかき氷は、汗びっしょりで遊んでいる子供達のおやつにも最適です。どんな果物とも相性が良いりんごは、ミックス果汁のベースとしても大活躍。こんなに色々な食べ方が出来るりんごは、本当にめんこい(可愛い)ですね。
りんごジュースは、ジュースとして飲むだけでなく、お料理に使うこともできます。酢豚のたれは、お砂糖の代わりにりんごジュースを使うとさっぱりとした味になります。お肉の煮込み料理に使ったり、ドレッシングに加えたりと幅広く活用できるのもりんごジュースならでは。夏はついつい炭酸飲料などを過剰摂取してしまいがちですが、人工甘味料の摂りすぎは要注意です。天然果汁100%のりんごジュースは、身体にも優しい優れた飲み物。生で食べて良し、ジュースで飲んでも良しのりんごは、本当に可愛いヤツなんです。
(2015/7/24)