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Vol.18 弾む春!気持ち良いスタートをきろう

季節は弥生3月、卒業シーズンを迎えました。進級される方、就職される方、新しい土地へとお引越しされる方など、とかく「別れ」がつきものの3月ですが、「出会い」もまた同じだけ巡ってくるのが春です。私事ですが先日二人目の孫が誕生し、久しぶりの新生児の匂いと感触に生命の誕生の素晴らしさを改めて感じているところです。生まれた瞬間から「生きる」ために母乳やミルクを吸うチカラを備えている。「生きる」ために一生懸命な姿こそが本来の「美しさ」なのだと思えました。

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とはいえ、そんな純粋な美しさも齢を重ねるに連れ変化してきます。「美しさ」となると、誰しもが気になるのは「他人の目」。人の目に一体私はどんなふうに映っているのかしら・・・と考えただけで、落ち着かない日々を過してきた人も多いと思います。「美」の基準なんて様々なのですが、やはり最大公約数的な「美」というものが存在し、そこにいかに自分を合わせられるかに日夜努力を重ねてしまう。今思えば壮大な時間とお金の無駄遣いだったような気もしますが、一方で時代は確実に「個性の時代」へと移り変わっています。自己プロデュースとはいかないまでも、自分の強みを「美しい」レベルまで引き上げられることができれば、怖いものなんてないかもしれませんね。

「食」の仕事を長らく続けてきて感じることは、いつの時代もどんな場面でも、人が生きていくステージの真ん中には「食べる」という行為が在り続けるということ。楽しくても悲しくても怒っていても、人はやっぱり食べ続けます。人は紛れもなく「生きる」ために食べるのであり、より良く「生きる」ために色々な角度から「美しい生き様」を追求していくのでしょう。

「りんご大学」では、単にりんごの栄養価や美味しさだけでなく、りんごを通じて普段感じている事や、無限とも思える可能性について、独りよがりなお話を書かせていただきました。青森に住んでいるとりんごはあまりに身近な果物なのでついついその価値を見落としがちですが、この数年、県外に行ったときに強く感じるのは「青森りんご」の人気です。年平均気温が6~14℃の地域であれば、栽培可能な果物ですが、「青森りんご」には長年りんごづくりに尽力した人の歴史や、今もなお、美味しさを追求するための品種改良など、たゆまぬ進化を続けている背景があるからなのだと思います。

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そして辿り着いた結論は・・・・「りんご」に勝る果物なし!(笑)価格面でもお財布に優しく、しかも入手しやすい。多様な品種があり、飲み物にもお料理にもデザートにも使える。そして何より「医者知らず」と言われるほどの栄養価をもつ「りんご」。

皆さん、お食事のあとに食べるデザートを想像してみて下さい。今食べたお料理の余韻を消すことがないデザートと言ったら、「りんご」だと思いませんか?これは長年の野菜ソムリエ生活の末に出した、私の勝手な結論ではありますが。

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りんごが健康にも美容にも最適な果物であることは、これまでもいろいろなところで紹介されてきましたが、我が家のピッカピカな新入り孫ちゃんにも、離乳食にはもちろん「りんご」を食べさせます。人生が90年になろうと、これからも皆さんの「健康と美」のために「りんご」をお傍に置いておいて下さいね。

「青森りんご」はまだまだ進化を続けますよ~、乞うご期待!

(2019/3/15)

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