りんごの品種紹介 祝(いわい) with 最古のりんご樹
今年も青森ではりんごの収穫が始まり8月2日には弘前市内のりんご市場で「28年産りんごの開市」が行われました。
今回は先日ご紹介した「夏緑」や「恋空」に引き続き「祝」をご紹介いたします。
この祝ですが青森県では大中(だいなか)とも呼ばれており、夏緑よりやや小玉で150~200g程のものがほとんどです。
ここで突然ですがクイズです!
上記の「りんごの種が白い」理由とはなんでしょうか?
(1)りんごの種はもともと白い
(2)実が熟していないので種が白い
(3)祝という品種は種が白い
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さて、正解の前に「最古のりんご樹」をご紹介いたします。
こちらの祝ですが今年で樹齢138年になり、青森県天然記念物に指定されています(写真は7/25頃撮影)。
そして現存する「紅絞(2本)」と「祝(1本)」からは、現在も果樹が収穫できるのです。驚きですね!
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それではクイズの答えを発表します。正解は(2)です。
津軽地方ではお盆のお供え物として飾られることが多く緑色のりんごというイメージがあります。この緑色のりんごですが熟すると赤褐色の縞が入り(下写真は8/16、8/22頃に撮影)、実はこの縞が入ってからが美味しいと言われています。
熟しはじめたばかりか、まだ茶色い種ですがさらに熟すと黒色に近くなります。
適度な歯ごたえで、サクサクとした歯触りのよい食感が特徴です。塩をかけて食べると甘味が増すのでおススメです。
「祝」の品種については ⇒ こちら
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カテゴリ:今収穫されているりんご