高地のりんご栽培を聞いてみた(第三回)
青森県は言わずと知れたりんご生産量日本一。特に津軽地方はりんご栽培が盛んで、郊外まで行かなくともりんご畑を目にすることができます。
そんなりんご王国ですが、一口にりんご栽培と言っても、畑の地形や気候、品種によってかける手間ひまは生産者によって変わってきます。
今回りんご大学では、弘前市のお隣 大鰐町の高地(駒ノ台地区 標高約300m)でりんごを栽培している生産者さんを訪ね、高地ならではのりんご栽培や苦労などをお聞きしました。
前回(第二回目)は高地特有の気候がりんごに良い影響を与えていることもあるということをお伝えしました。今回は平地に負けないりんごを作るためにこだわっているという土づくりについてお伝えします。
寒さに負けないような土作りということですか。具体的にはどういうことをしているのですか?
広い畑ですし堆肥もかなりの量ですよね。きっと。
大鰐地区のりんご農家さんは大紅栄を1人100箱作ろう運動をされ大紅栄に力を入れておられます。そんな高地で作られた大紅栄などのりんごが美味しい理由は、こういった土作りにもあるのでしょう。
余談ですが、高地ではりんご畑が山の斜面に作られていたり、割と平らになっている畑でも崖のすぐそばであったりすることも多々あります。平地とは違う高地のりんご畑での梯子の使い方をご紹介します。
このように土作りやユニークな梯子の使い方をしてりんご畑の手入れをおこたらず育てていらっしゃいます。高地のりんごは小ぶり傾向にありますが、貯蔵性がよく味の濃さにも定評があるのです。
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カテゴリ:今のりんご園の様子