最終選抜!仕上げ摘果
今回は仕上げ摘果の見学をさせて頂きました。
仕上げ摘果は、残った実をさらに選別して落としていく作業で、大きくなっていない実や傷んでいる実を落としていくのです。まさに最終選抜です。
具体的な例をご紹介します。
受粉されずに大きくならなかった実 サビが出来ている実
右のりんごに比べて小さく、細長いのがわかります。
また、最初の摘果の時にはツルを残すのですが、それはツルまで取ってしまうと根本が弱くなり、せっかく残した実が落ちやすくなるためなんです。しかし、実が大きくなってくると残したツルが傷をつける原因となってしまうため、仕上げ摘果と同時進行で残したツルを落とします。(農家さんは「ジガジガ」とよんでいました)
「ジガジガ」は自然に落ちたりするのですが、残っているものもあるので、それを落としていくのです。
「ジガジガ」をそのままにしておくと、右の写真のように、傷がついてしまいます。
仕上げ摘果もすべて手作業で行うため、この暑い時期には大変ですが、実の肥大を促す大切な作業のひとつなので、手抜きのないように行い、りんごの木をよ~く見ながら作業されていました。
摘果作業の動画記事はこちら
過去の仕上げ摘果の記事はこちら ⇒ /blog/2010/06/post-130.html
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