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抗酸化成分で
血管を守ろう
生活習慣病の一因となっているものの一つに「活性酸素」があります。活性酸素は体内で発生しているもので、外敵から身を守る役割があるのですが、大量に発生すると私たちの体(細胞)を攻撃して酸化させ、様々な悪影響を及ぼしてしまうのです。酸化の影響を大きく受けるのが、全身に張り巡らされている血管です。心疾患や脳血管疾患の多くは、血管の動脈硬化が原因となっており、その一因となっているものが「活性酸素」なのです。
動脈硬化を予防し、健康的に過ごすためには、酸化を防ぐ「抗酸化成分」を日頃から、こまめにとり入れることが大切です。しなやかで健康的な血管を守るためにも、抗酸化成分が含まれている食品を積極的にとり入れるようにしましょう。
リンゴのポリフェノールは、抗酸化作用に優れた抗酸化成分の代表格です。ポリフェノールは熱に弱い性質があるため、生で食べるのがお勧めです。また、ポリフェノールは体内にとどまっている時間が短いため、こまめに食べることが大切です。