ロゴタイトル りんごで美しく健康に 林檎健美

りんごで美味しく
生活習慣病予防♪

リンゴに含まれている様々な栄養成分には、
生活習慣病予防が期待されているものも多くあります。
リンゴを美味しく食べて、健康長寿を目指しましょう。


りんごで美味しく
健康に

古くから「1日1個のリンゴは医者を遠ざける」という諺があるように、りんごには健康づくりに役立つ様々な成分が含まれています。近年、増加傾向にある生活習慣病は、不規則な生活や食の欧米化、運動不足、睡眠不足などの生活習慣が乱れることで発症しやすくなります。日本は世界の中で最も平均寿命の長い国ですが、健康寿命(介護の必要がなく健康的に社会生活ができる期間)と平均寿命の差は約10年あり、その10年を介護を受けたり、寝たきりになるなど、日常生活に制限を受けながら過ごすことになるのです。その一因となっているのが生活習慣病です。人生100年時代を生涯に渡り健康的に過ごしていくためには、食生活をはじめとする生活習慣を整えて過ごすことが大切です。リンゴに豊富な栄養成分をとり入れて、美味しく生活習慣病予防にアプローチしましょう!

りんごで美味しく健康に イラスト


抗酸化成分で
血管を守ろう

抗酸化成分で血管を守ろう イラスト

生活習慣病の一因となっているものの一つに「活性酸素」があります。活性酸素は体内で発生しているもので、外敵から身を守る役割があるのですが、大量に発生すると私たちの体(細胞)を攻撃して酸化させ、様々な悪影響を及ぼしてしまうのです。酸化の影響を大きく受けるのが、全身に張り巡らされている血管です。心疾患や脳血管疾患の多くは、血管の動脈硬化が原因となっており、その一因となっているものが「活性酸素」なのです。

動脈硬化を予防し、健康的に過ごすためには、酸化を防ぐ「抗酸化成分」を日頃から、こまめにとり入れることが大切です。しなやかで健康的な血管を守るためにも、抗酸化成分が含まれている食品を積極的にとり入れるようにしましょう。

リンゴのポリフェノールは、抗酸化作用に優れた抗酸化成分の代表格です。ポリフェノールは熱に弱い性質があるため、生で食べるのがお勧めです。また、ポリフェノールは体内にとどまっている時間が短いため、こまめに食べることが大切です。


カリウムで
塩分対策

動脈硬化を招く原因となっているのが「高血圧」です。高血圧は、さまざまな要因が複合的に重なって発症しますが、そのうちの一つが食塩の摂り過ぎです。日頃から薄味に慣れておくことと、「カリウム」というミネラルをとり入れることが大切です。何故なら、カリウムは、余分な食塩(ナトリウム)を排泄する働きがあるからです。カリウムは、野菜や芋、海藻、果物等に含まれていますが、水に溶ける性質があるため、調理をすることで損失しやすいという特徴があります。リンゴにはカリウムが豊富に含まれています。調理せず、生で食べられるりんごは、カリウムをしっかり摂るのに打ってつけの食べ物なのです。水にさらさず、そのまま食べましょう。

カリウムで塩分対策 イラスト


食物繊維で
コレステロール対策

カリウムで塩分対策 イラスト

LDLコレステロール(通称;悪玉コレステロール)が増えすぎないようにすることは、脂質異常症や動脈硬化を予防する上で大切です。コレステロール対策に一役買ってくれる成分が食物繊維です。中でも、水溶性の食物繊維は、腸管内の胆汁酸(コレステロールの材料)やコレステロールを吸着して、便とともに排泄しやすくしてくれます。また、コレステロールの吸収も抑える働きもあります。リンゴには食物繊維が含まれており、水溶性食物繊維も豊富です。食物繊維は調理しても損失がないため、料理のソースにしたり、サラダに加えるなど、料理に活用するのもお勧めです。


よく噛んで
口腔内環境を整えよう

歯周病は、糖尿病の一因になることをご存じでしょうか。歯周病を防いで、口腔内環境を整えることは、生活習慣病予防の観点からも大切なのです。噛み応えのあるりんごは、しっかり噛んで食べることのできる食品です。よく噛んで食べることで唾液が分泌されますが、唾液には自浄作用や抗菌作用、pHバランスの調整作用などにより、口腔内環境を整える役割もあります。また、抗酸化作用も期待されています。リンゴをよく噛んで食べることも、健康維持のために大切なのです

カリウムで塩分対策 イラスト