ハロウィンとりんごの美味しい関係
毎年10月31日に行われるハロウィン。ここ数年、日本でも認知度が上がってきています。ところで、ハロウィンといえば日本ではカボチャが有名ですが、実は欧米のりんごの産地ではりんごもハロウィンに無くてはならないものなのです。
もともとハロウィンはアイルランドのケルト民族の暦に基づいた新年のお祭でしたが、やがて他民族の様々な行事と結びついて現在の形になったと言われています。
その中の一つであるローマの「ポーモーナ祭」は、りんごをシンボルとする女神ポーモーナに豊穣を祈願するお祭です。そのため、ハロウィンにはりんごが欠かせないのです。
日本では仮装したりかぼちゃのランタン(ジャック・オ・ランタン)を飾ったりして楽しんでいますが、本場のハロウィンではそれだけではなく、りんごを使ってゲームをしたりお菓子を作ったりしていますので、いくつかご紹介します♪
アップルボビング(Apple Bobbing)
アップルボビングは、大きめのたらいに水を入れてりんごを浮かべ、手を使わずに口だけでりんごを取るという、ハロウィンの伝統的なゲームです。ハロウィンとりんごの収穫時期がちょうど重なっているため、りんごをたくさん使うこのゲームが生まれたそうです。
一つのりんごを取るまでの時間を競うゲームと、時間内にいくつのりんごが取れるかを競うゲームがあります。
キャンディアップル(Candy Apple)
西洋では、ハロウィンの時期にふるまわれる、りんごを使った伝統的スイーツがあります。キャンディアップルは、りんごをシュガーシロップでコーティングしたお菓子で、いわゆる日本の縁日で見かける「りんご飴」です。
キャラメルアップル(Caramel Apple)
キャラメルアップルは、りんごをキャラメルでコーティングしたお菓子で、いわゆるりんご飴のキャラメルバージョンです。プレーンタイプをはじめ、チョコレートやナッツをトッピングしたものもあります。
ちなみにりんご大学では、昨年紹介した「りんごのジャック・オ・ランタン」作りを今年もおススメします!中に火を灯して楽しんだ後は焼きりんごにして食べられます。かぼちゃよりも小さくて柔らかく扱いやすいので、たくさん作って並べてもかわいいですね♪
りんごが美味しい季節です!見た目もかわいらしく栄養たっぷりのりんごを使って、今年はりんごと一緒にハロウィンをとことん楽しんじゃいましょう!
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