早生りんごの代名詞 "つがる"
「ゴールデンデリシャス」と「紅玉」の組み合わせから生まれた、早生の代表品種「つがる」。
「つがる」の歴史は古く、昭和5年(1930年)から育種が始まりました。
「つがる」が開発されてからも『収穫直前に落果する』『りんごの表面に油が浮いてくる』などの様々な問題が生じましたが、その壁を乗り越えて今では“早生りんごの代名詞”として食されています。
味は初め甘さを感じますが、後から強くない程よい酸味を感じ、非常にサッパリした味わいです。
「つがる」をはじめとする早生りんごに関しての大きな問題点は“収穫のタイミングの難しさ”です。
赤くなりすぎると外観は良いですが、果肉が軟らかくなり、油が浮いてきて全く歯ごたえがないりんごになってしまいます。
また、その逆の緑色で収穫すると糖度が低く、酸っぱいりんごになってしまい美味しくありません。
生産者はこの難しいタイミングを見逃すことなく収穫しています。
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