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今のりんご園の様子「袋はぎ」

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着色管理として「有袋栽培」で袋かけをしたりんごは、かけた袋をはがす『袋はぎ』作業を行います。早生種は8月から、中晩生種は9月中旬から10月上旬に袋をはぎ、果実に光を当て、綺麗に着色させます。

「袋かけ」の時にご紹介しましたが、りんごの品種によって色の付き具合が違うため、それぞれにあった袋が使用されます。千秋など着色の容易な品種は遮光度の弱い一重袋を、つがる、ジョナゴールド、ふじは着色が難しいので、遮光度のより強い二重袋を、むつ、世界一など着色の困難な品種は遮光度の最も強い三重袋を使います。

100924hukurohagi3.jpg外側の袋をはいだ有袋ふじ

 

袋かけの時は、三重袋でも一気にかけます。しかし、袋はぎの時は1度にはいでしまうとりんごが「日焼け」してしまうため、中袋を残して一枚ずつはいで日光に慣らしていきます。 一重袋は一度はがせばそれで終わりですが、二重・三重の袋は初めに外側の袋だけをはぎ、そのまま4~5日おいて果面にうっすらと赤く発色してから内側の袋をはぎます。

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一重袋を使った千秋の袋はぎ

袋掛けはコチラ

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