りんごの品種紹介 世界一・北紅(きたくれない)
今回ご紹介するりんごの品種は「世界一(せかいいち)」と「北紅(きたくれない)」です。
どちらも10月上旬から収穫される中生種のりんごです。
世界一(せかいいち)
世界一は青森県りんご研究所が一般農家に試作を依頼し、依頼を受けた農家の一人、弘前市の對馬竹五郎氏の園で最初に結実しました。その果実があまりにも大きかったので「世界一大きいりんごだ」と宣伝したことから、そのまま品種のデビューと命名のきっかけとなりました。
大きさが他の品種と圧倒的に違い、紅玉と比べてみると一目瞭然ですね。
少し縦長めの円錐形をしており、酸味が少なく、食べやすい味です。
果実の重さは300~800gと言われていますが、大きいものだと1kgを超えるものもあります!
大玉のものは見た目のインパクトも食べ応えも十分です。
その大きさから、海外では祝い事や贈り物として用いられることが多く、非常に人気があります。
北紅(きたくれない)
2003年にあおり13として品種登録し、2005年に北紅(きたくれない)と商標登録した比較的新しい品種のりんごです。
暗紅色で果実の重さは350~400g前後、糖度が15%を越えるものも珍しくないです。
完熟すると蜜も入り、手に取るとずっしりと重みを感じます。
果汁は多く噛むと口中に果汁が溢れ、歯ざわり・舌触りがさわやかで甘味を強く感じるおいしいりんごです。
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カテゴリ:今収穫されているりんご