りんごの品種紹介 トキ・彩香（さいか）
今回ご紹介するりんごの品種は「トキ」と「彩香（さいか）」です。
トキ
2004年に品種登録され、今では青森県を代表する黄色いりんごと言ってもいいでしょう。
300g～400g程の重さがあり、大きさにばらつきが見られますが、割と大きいものが多いです。
皮は浅黄色で陽があたった部分が淡い赤色になります。
酸味はあまりなく、さわやかな甘さで硬さもあり、シャキシャキとした食感でとても美味しいです。
赤いりんごの王様「ふじ」と黄色いりんごの代表格「王林」を交配させて誕生した、人気急上昇中の品種です。
トキについての詳しい記事は、こちら
さて、ここでりんごクイズです。蜜入りりんごとはどんなりんごでしょうか。
① りんごの中に注射器ではちみつを入れたりんご
② 完熟したりんご
③ 樹液が中に入ったりんご
正解は一番下にありますよ。
彩香（さいか）
9月中旬から収穫され、300g程度の重さがあり鮮やかな紅色に着色します。
果肉は白く、酸味がやや多い甘酸っぱいりんごです。
酸味があるのでお菓子や料理づくりに適しています。ただし、お菓子や料理などの加工品については「彩香」ではなく、品種登録名の「あおり9」を使用しなければなりません。
「彩香」は生果実に限って使用を認められているのです。
それはなぜでしょうか。「彩香」と商標名を登録しようとした際、「彩香」がすでに登録されていたそうなんです。
しかし果物や野菜などではなかったため、生果実に限っての使用を認められたのです。
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クイズの答え … ②
樹の上で完熟する過程で自然に発生したもので、はちみつのような色をしているので蜜と呼ばれています。
すべての完熟りんごに蜜が入っているわけではなく、入りやすい品種と入りにくい品種があります。
トキや彩香は蜜の入りにくい品種です。
カテゴリ：今収穫されているりんご