台湾出身の若女将に台湾のりんご事情を聞きました
青森県鯵ヶ沢町にあります、ホテルグランメール山海荘。こちらに台湾出身の若女将がいらっしゃいます。
日本のりんごの輸出量が一番多いのが台湾。今回りんご大学では台湾出身の若女将を訪ねて、台湾のりんご事情などを伺ってきました。
卒業後アパレル会社にて海外営業部(バイヤー)や通訳、転写フィルムを扱う印刷会社にて営業ならびに経営管理担当職にて勤務。
2009年に文化交流事業にて鰺ヶ沢に来日。
現在は、(株)杉澤興業海外営業部兼マーケティング本部兼若女将を務める。
---青森に来たきっかけは。
2009年の秋に国際文化交流という機会があって、紹介を得て鯵ヶ沢に来ました。中国語を教えたのがきっかけで主人と出会いました。
---青森にはどれくらい滞在したんですか。
3ヶ月の予定でした。でも3ヶ月経ってみて、ここ鯵ヶ沢が好きになって、もう少し(滞在を)伸ばしてもいいかな、と思っていました。そんな時主人も、せっかくここに慣れてきて、従業員もみんな中国語に少しふれあえるようになってきているので、ということで半年になりました。そのときに義母、弊社会長ともよくお話をして気にいってもらえて、ご縁となりました。ここに来て1年後に結婚しました。
---台湾には時々帰っていますか。
年3回セールスに行っています。台湾に帰る度に市場調査もします。
台湾でも青森りんごは人気です。値段は日本の約3.5倍。それでも皆買っています。友人も青森りんごは美味しいと言っています。贈り物としても喜ばれます。
---品種もいろいろありますか。
ふじの他にも王林やトキ、世界一など、きちんと品種が表示されています。有袋ふじなどの表示をしてあるものもあります。品種によって値段も違います。
---りんごジュースもありますか。
ジュースもいろいろなメーカーのものが売られています。種類もたくさんあります。ジュースも大体日本の約3.5倍の値段です。
青森りんごはブランドですね、生活の中にあふれています。日本のどこに住んでいるか聞かれたとき、青森と答えるとすぐにはわからないようでも、りんごの有名なところだと言うとすぐにわかってもらえます。
他にも写真を見せていただきながら、物産展のお話や、台湾からドラマの撮影スタッフが来日したときのお話などたくさん伺いました。
外国人観光客向けの企画をしたり、青森県知事の海外トップセールスに同行するなど、青森を、そして青森りんごをPRしてくださっている、とてもエネルギッシュで地元愛に溢れる方でした。
知恵さんの市場調査力は素晴らしく、今度また台湾に帰られたときには、ぜひお話を伺いたいと思います。
今回も「りんご大学の広告(名刺サイズ)」を観光客向けのパソコンのそばに置かせてもらいました。
外国人観光客の方にも手にとっていただければ嬉しく思います。
ホテルグランメール山海荘 http://www.hotel-grandmer.com/
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