りんごが柔らかくなるのはなぜ?
りんごを長期間保存しておくと、柔らかくなることがありませんか?
仏壇にお供えしていたら、柔らかくなってしまった…。冷蔵庫で保存していたけれど、柔らかくなって、なんだか水分も抜けている…。
このりんご、「ボケ」りんごと呼ばれることもあります。
なぜ、柔らかくなるのでしょう?
その原因は「熟し過ぎ」と言われています。
通常、果物や野菜は熟しすぎてしまうと劣化し、色の変化や果汁が染み出してくることが多いですが、りんごの場合見た目はあまり変わらず、柔らかくなったり酸味や水分が抜けてパサパサになってしまいます。
時間がたったスイカが、水分が抜けてボソボソ、ボロボロになってしまったことはありませんか?あの状態と同じことがりんごにも起こっているんです。
しかしりんごと一口に言っても、柔らかくなりやすい品種とそうでない品種があります。
つがる、紅玉、デリシャスなどは柔らかくなりやすいですが、ふじは柔かくなりにくい品種です。今の時期まで高品質のりんごが出回っているのは、CA冷蔵の技術の他に、長期保存に適した品種があるからなんです。
●現在流通しているりんごは、長期にわたっておいしいりんごを食べてもらいたいという技術の賜物です。
CA冷蔵についてはこちら ⇒ CAりんごとふじ
●少し柔らかくなったりんごでも、おいしく食べられる方法はたくさんありますよ。
りんごのレシピはこちら ⇒ りんごのレシピ
暑い夏に向けて冷凍したり、加熱してスイーツにしたり、もちろんそのまま食べたり…。りんごは食べ方もさまざま!
もしも柔らかいりんごがご家庭にありましたら、ぜひ色々な食べ方を試してみてくださいね。
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カテゴリ:雑学