中国のお正月【春節】について
そこで今日は、皆さんに中国のお正月にまつわる話題をご紹介しましょう
中国のお正月は【春節】といいます。この旧暦の1月1日である春節は最も重要で最大の年中行事といえます。
2011年度は2月3日(木)が春節にあたり、この日が日本の正月で言う元日にあたります。もちろん2日(水)は大晦日です。
大晦日になると魔よけや縁起担ぎのために、門に赤い春聯(しゅんれん:縁起の良い対句を書き、家の入口などに貼る紙)や逆福、切り紙を貼り、部屋やベランダに赤いちょうちんを吊るします。中国では赤色がめでたい色とされているので、お正月になるとあっちこっちで赤色が目に入ります。このようになると、すっかり正月気分になります。 |
大晦日の昼を過ぎると、必ず一家そろって食事をします。この食事は、一家団らんの願いが込められていることから団円飯(トゥアンユエ~ンファン)と呼びます。メニューは多少の差はあるけれど、基本的にお肉と魚料理は絶対作ります。ちなみに、この食事の前に必ず爆竹と花火をしますので、子供たちは大喜びです。むしろ、最大の楽しみと言えるでしょうね。
そして夜の12時前に、年越し餃子を食べます。日本の年越しそばにあたる物です。子供たちは餃子を食べる前におじいちゃん、おばあちゃん、おじさん、おばさんに新年の挨拶をし、お年玉をもらいます。このお年玉のことを圧歳銭(ヤースイチエーン)と言います。
翌日の朝(元旦)には、新しい衣服を着て親戚や友人宅に新年の挨拶回りを始めます。日本のあいさつで「新年おめでとう」、「明けましておめでとう」等の言葉に相当するのが、新年快楽(シンネェーン クワイラ)、恭喜発財(ゴンシ~ ファーツァイ)です。
中国の春節(お正月)について、まだまだたくさんのお話がありますが、今回はここまでにします。
皆さんも、機会がありましたら、是非一度中国の春節を体験してみませんか?
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