海外レポート★台湾で売られている青森りんご★
21年産りんごは、雹や台風などの大きな被害がなく、ほぼ無事に収穫できました。そして、国外への輸出も順調に進んでいます。その主な輸出先は、言うまでもなく台湾です。
2002年2月、台湾が世界貿易機関(WTO)に加盟して以来、輸入枠の廃止、輸入枠の入札制廃止、関税の引き下げなどがあり、日本のりんご輸出量が大幅に増加しました。2008年産りんごの輸出量は全国で22,256トン、そのうち台湾向けはなんと9割、さらに、台湾へ輸出されるりんごの9割が青森県産りんごなのです。
では、今の台湾では、どのようなりんごが売られているのか、覗いてみましょう。
まず目につくのは、山積みにされた「サンふじ」です。やはり「ふじ」の人気は強いようです。
1個 99台湾ドルで、日本円で約297円です。
写真の右手前は「世界一」です。奥には「王林」も見えます。
それでは、他の品種と販売価格も見てみましょう。
陸奥 1個 79台湾ドル 約237円です。
トキ 1個 99台湾ドル 約297円です。
世界一 1個 89台湾ドル 約267円です。
金星 1個 69台湾ドル 約207円です。
こちらの「世界一」は特大で、1個 269台湾ドル 約807円です。
となりの「王林」は1個 89台湾ドル 267円です。
日本の販売価格より、だいぶ高い価格設定です。
これも、青森りんごの高品質とおいしいさがあっての価格ですね。
これらは2009年12月の台湾での写真ですが、日本のりんごは品質の高さから、やはり一番人気となっています。
甘くて、とてもジューシーな青森りんご。
これからも、どんどん世界に向けて進出して、多くの人に青森りんごを食べてほしいですね!
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