りんご酢の「カネショウ」
暑い夏がやってきましたね!夏バテ、していませんか? 夏バテには食欲増進や疲労回復の効果がある 「お酢」がオススメです。 そこで今回は、『りんご酢』を造っているお店のご紹介です。 |
大正元年創業の伝統と技 カネショウ
青森県にある醸造元 カネショウ(株) は、大正元年に創業した老舗。
こちらのりんご酢は、津軽の大地で育まれたりんごを丸ごと使い、“すりおろし醸造”と呼ばれる全国でもとても珍しい独自の製法で造られています。
一般的なりんご酢は、果汁にしたりんごをアルコール発酵→酢酸発酵という工程で造られ、製造期間は約10日間です。
しかし、「すりおろし醸造」は、すりおろしたりんごをアルコール発酵→(圧搾)→低温熟成→静置酢酸発酵→樽熟成という工程(下図参照)で、できあがりまでにはおよそ半年かかります。
手間隙かけただけあって、りんごの風味とコクがしっかりとした、まろやかな味に仕上がっています。
この他にもりんごを使った商品は、りんごのバルサミコ「バルサミィアップル」やりんごしょうゆ、りんごドレッシングなどがあります。
平成10年には「りんご酢による抗腫瘍効果」を発見、ヘルシンキにおける世界食品学会で発表しています。
このようなりんご産業への功労が称えられ、平成15年には「木村甚彌賞」を受賞しました。この賞は、青森県においてたいへん名誉のある賞です。
りんご産地ならではのこだわりと伝統の技で、りんご産業を元気付けています。
「りんごの成分がしっかりと生きている」、そんな“カネショウのりんご酢”を、ぜひ一度味わってみてください。
次回はりんご酢の効能とレシピをご紹介します♪
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