今のりんご園の様子(施肥)
4月に入り、桜の蕾が大きくなるとともに、北国の春も本番を迎えました。りんご園では若草が萌えはじめ、春の訪れを知らせてくれます。
整枝・剪定が終わると、今年の最初の施肥が始まります。
私たち人間は穀物、野菜、お肉など、いろいろな種類の食物を摂って生きていますが、りんごの樹も同じく、十分に肥料を施せば、おいしいりんごを実らせます。施肥作業は一年間に数回行い、春の施肥作業を「春肥」とよび、他にそれぞの季節に行なう「秋肥」「冬肥」があります。
肥料をまいている様子 | りんご畑で活躍する運搬車 |
施肥をする際には、肥料が肌に付着しないように、マスクや手袋を着用します。肥料の籠を持ち、りんごの木のまわりに撒いていきます。一見簡単なようですが、天気、風の方向などをいろいろ考慮しなければなりませんので、かなりの経験が必要です。
春の施肥はこの後、6月の終わりころまで数回に分けて追肥を行います。
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