今年の冬は例年以上にインフルエンザが猛威をふるい、今もなお全国的に流行レベルが警報となっています。3月は年度末でいろいろと忙しい時期。体調を崩している場合ではありませんよね。
そこで今回、りんごに含まれる成分についてご紹介。インフルエンザの予防に効果がある成分がりんごには含まれているのです。
りんごにはポリフェノールが豊富に含まれています。
その中の一種「ケルセチン」という成分が、インフルエンザ予防に効果があると、アメリカ サウスカロライナ大学の研究チームが発表しています。
■ケルセチンとは?■
フラボノイドの中でもフラボノールに分類されるポリフェノール化合物 の一種。
ビタミンCの吸収を助ける役割がある。また、脂肪吸収の抑制や、強い抗酸化作用、抗ガン作用、花粉症の炎症を抑える効果や、アレルギーを抑制する作用がある。
そもそも、身体に負担のかかる運動をすると、インフルエンザにかかりやすくなります。
しかし、以下のようにマウスでの実験をしたところ、効果が確認できました。
このことから、ケルセチンを摂取していれば、インフルエンザにかかりにくい、と言えます。
以上の結果から、りんごなどに含まれるケルセチンには、インフルエンザに対する予防効果があると研究者達は考えています。
まだまだインフルエンザにも油断ができないこの時期、ぜひ毎日りんごを食べて予防に役立ててくださいね♪
ポリフェノールはりんごの皮と実の間に多く含まれていますので、丸かじりなど皮ごと食べるのがおススメです!
(引用:果物&健康NEWS Vol.226)
【文 献】
Davis, J. M. et al.: Quercetin reduces susceptibility to influenza infection
following stressful exercise. Am. J. Physiol. Regul. Integr. Comp. Physiol.
295: R505-R509. (2008) [doi: 10.1152/ajpregu.90319.2008]
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