りんごに含まれるポリフェノールの一種「ケルセチン」が、インフルエンザの予防に効果があると先日ご紹介しましたが、それでもかかってしまうこともありますよね。インフルエンザに限らず、この時期は季節の変わり目で体調を崩しがち。年度末で忙しい時期でもあり、風邪をひいても早く治したいところです。
もちろん病院を受診して、処方薬を服用することが大事ですが、軽い風邪かな…という時に少しでも症状を軽減できたら…。そんな時にはホットドリンクを飲むといいようです。
ホットドリンクは風邪やインフルエンザに対する昔からの一般的な対処法ですが、このことに関する科学的で臨床的な報告は全くありませんでした。
そこで、イギリス カーディフ大学の研究チームが、風邪やインフルエンザにかかった人にりんごと黒房すぐりの暖かいコーディアル(果汁のシロップを水やお湯で薄めた甘い飲み物)を飲んでもらったところ、鼻水や、喉の痛み、悪寒、疲労などの症状が軽減することを確認したと『鼻科学』に発表しました。しかし、研究者達は心理的な作用も働いている可能性もあるとしています。
【文献】Sanu, A. and Eccles, R.: The effects of a hot drink on nasal airflow and symptoms of common cold and flu. Rhinology, 46: 271-275. (2008)
素材の特性をいかした絶妙ブレンドで、体も温まり喉の痛みや疲労回復が期待できます。
りんごジュースで煮るだけ。出来たてのあつあつをたっぷりのジュースと一緒にいただけば体ポカポカ。
りんごジュースを電子レンジで温めるだけでも、簡単にホットアップルジュースができますので、ちょっと体調がすぐれない時などに、ぜひ飲んでみてはいかがでしょうか。
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